マシュマロの法則

『大器晩成は幼少期から予測できる?』
1960年代後半アメリカの心理学者によって、ある実験が行われました。4歳の子ども186人に対して、皿に1個のマシュマロを載せ「私は用があって席を外すけど、15分間マシュマロを食べずに我慢できたらもう1個あげる。でも食べてしまったら2個目はないよ」と言い残して席を離れたところ、マシュマロを食べずに我慢できた子どもたちは、全体の三分の一程度という結果でした。
約20年後このとき参加した子どもたちの追跡調査を行ったところ、マシュマロを食べなかったグループは周囲から優秀だという評価を受けていただけでなく、大学進学適性試験のトータルスコアでも食べてしまったグループに比べてかなり高い数字が出でいました。また、2011年に行われた追跡調査でもこの傾向は同じであったため、目先の欲求をコントロールする力、つまり自制心が強い子どもほど、大成するということが伺えます。
(参考文献:ビジネス法則大全)