野村克也元監督

『部下の隠れた能力を見つけ出し、再生する』

①意識改革による方向転換
②何か新しいことを1つ覚えさせる

万年最下位だった、ヤクルト・阪神・楽天を優勝できる球団に育て上げた野村監督は部下を再生させるカギとして、この2点を挙げられています。例えばピッチャーであれば、速球投手としてやっていくよりも変化球ピッチャーとして新しい球種を覚えさせるとか、ホームランバッターとして4番を打つのではなくてバントで繋ぐ選手にさせるとかです。潜在的な能力を見つけ出すことはとても難しいですし、社員も新たなチャレンジに賛同してくれないとその方向には進めません。しかし、会社を変革させようと思ったら今までと同じことをやってもらうのではなく、本人の能力を最大限に発揮できるように見計らうことも経営者や上司の役目といえます。
(参考文献:社長のノート)