士業で成功するには?
『弱者の戦略を取れば必ずライバル(同業)に勝てる!』
「弱者の戦略」とは、強者=同業大手がしないことをするというシンプルな原則で、空から広範囲に爆弾を落とすような「間隔戦(お金をかけた広告)」ではなく、相手に直接かつ個別対応することだ。具体的にはアナログで会う、異業種と交流する、ハガキ・手紙を出す、一人新聞を作る、ブログを書く、などがある。スマートにお客様を一網打尽というのとは逆で、大変泥臭いやり方である。しかし、これほど積もり積もって大きな力になる戦いはない。
〇ハガキは大きな武器になる
アナログで異業種交流会やセミナーへ出まくり、名刺交換した人に100%お礼のハガキを出す。「今日は会っていただいて、ありがとうございました」「名刺交換していただいて、ありがとうございました」とやり続ける。手書きの文章が入っているのといないのとでは気分が違うため、できるだけ手書きのハガキをだすことが重要だ。個別接近戦のハガキでお客様に徐々に近づいていく。それによってすぐに売上が上がったりはしないので、ほとんどの人がやらない。しかし、じわじわと確実に効いてきて、いずれお客様のハートをぶち抜く。これは大手では決してマネができない戦法である。
〇ブログを書きまくる
毎日ブログを書くということは大量生産できないので、大手は面倒くさいしやらない。ネット上の接近戦と言えるが、個人を売る士業やコンサルタント系には是非おすすめだ。脈絡がなくても、メチャクチャでもいい。自由に書きたいことを書けばいい。毎日の行動や考えたこと、本を読んだ感想など書きまくればいずれ反応が出る。人生の証になり、さらに商売に結び付く。自営業でやらない手はない。
〇誠実さ
「弱者の戦略」の基本は、苦しくても「嘘をつかない」「正直」「まじめ」にやることだ。正直は最大の武器になる。
(参考文献:弱者の戦略)