エミール・クーエの法則
『風邪を引いたら、「風邪が治る」と考えることが特効薬』
この自己暗示療法を一言でいえば、「想像力を使って自己暗示をかけることにより病気が治る」というものです。
具体的には「一日ごとに私はあらゆる面で体調がますますよくなります」というセリフを朝晩20回繰り返し唱えて自己暗示をかけ、本気でそう思い込むことによって、あたかも既存の出来事であるかのように意識が生じ、結果病気に対して効果が発揮されます。また、実際に患者へ薬を出す際に薬の効能を称賛して渡した患者と何も言わずに渡した患者を比べたところ、効能を称賛して渡した患者には格段にその効果が発揮されました。
クーエの自己暗示は勉強や仕事にも効果的です。その際は「英語の試験で100点を取る」といった意識ではなく、寝る前に20回自分へ「英語が面白くなる」といった想像力を働かせて、自己暗示効力を発揮させてみてはいかがでしょうか?
(参考:ビジネス法則大全)