社員教育にお金をかけすぎて倒産した会社はない

『人の成長なくして会社の成長なし』
社員教育を行って、すぐに売上が上がるわけではありません。社員を一人前に成長させるには、それ相応の時間が必要です。
なかには「社員教育なんてお金のムダ」と考えている社長もいますが、それは誤りであって、お金をかければかけるほど、社員は裏切らない。
中小企業にとって、社員教育にお金と時間をかけるのは大変です。しかし、人の成長なくして会社の成長はありません。私はこれまで数千に及ぶ会社を指導してきましたが、「社員教育にお金をかけすぎて倒産した会社」は1社もありません。
現状は厳しくとも長期的視点に立てば、「これからを担ってくれる人たち」を育てなければ、尻つぼみになっていくばかりです。会社を成長させるには、まずは人を育てる。そのためにも「社員教育にかける時間とお金は『やりすぎる』ぐらいがちょうどいい」です。
中小企業が勝ち残っていくには人の成長にお金と時間をかけて、競合他社との差別化を図るべきであり、成長する資質を持った人(そこそこの人)に教育をしていくしか道はないのです。
(参考文献:絶対会社を潰さない社長の口ぐせ)