税理士目線での「税理士事務所の選び方!」

税理士選びで失敗したくない方へ
知り合いに税理士がいない場合、誰もが「どの税理士に依頼したらいいのか?」悩まれることと思います。
税理士事務所が行う一般的な事務作業は正直どこに依頼しても大差ないと思います。では「どの税理士に依頼すれば良いのか」を見極めるポイントとして、私なら次の3点を質問します。

①税理士事務所の強み(得意分野)及びその強みを活かした実績を教えて下さい。
一般的な事務作業をメインにやっている税理士事務所は回答に困ります。「実績といわれても・・・」と。
『お客様の強みを活かした経営アドバイス』をするべき税理士事務所自体に「得意分野」がなければ、強みを活かしたアドバイスができるはずありません。
②税理士事務所の短期または中長期の経営計画はありますか?具体的に何をなさっていますか?
お客様の経営計画書は作成しても、自分の経営計画は考案・実践していない税理士事務所が多数見受けられます。自身の経営計画を立案・実行している税理士事務所でなければ、お客様の経営計画書を作成したとしても、重み・内容が全然違ってくると考えます。
③お客様に対して、どういった活動をなされていますか?
税理士事務所は『サービス業』でありながら、『お客様活動』に熱心ではない税理士事務所が多いと思います。「面談時にどういった内容を話してくれるのか?」「どういった業務をサポートしてくれるのか?」といった仕事面だけでなく、「他に何をなされているのか?」聞いてみましょう。日頃から「お客様活動」が熱心・丁寧な税理士事務所は、常に親切なサポートが受けられると予想します。

追伸
『領収書や資料を預かる・試算表を作成する・税務申告する』といった『作業』を依頼したいだけであれば、値段(顧問料)で税理士事務所を比較・検討なさったら良いと思います。