ウェーバー・フェヒナーの法則
『物欲を満たしてもさらに物欲がかき立てられるワケは?』
誰しも多少の物欲はありますし、前々から欲しかったものが手に入ったときの高揚感は格別です。しかし、しばらくするとあんなに欲しいと思っていたものが色あせて見えてしまい、また別のものが欲しくなります。これを心理学では「ウェーバー・フェヒナーの法則」と言います。
人は刺激を受けると最初は敏感に反応するものの、時間が経過するにつれて次第に慣れていき、最終的には刺激を刺激と感じられなくなってしまいます。かつては「喉から手が出るくらい欲しかったモノ」なのに、それが「ありふれたモノ」になってしまっては刺激は得られません。そして、人はまた次の買い物をしたくなるという心理作用が働きます。
(参考文献:ビジネス法則大全)