経営の大原則
「経営の大原則」とは
〇会社は粗利益で生きており、その粗利益はお客からしか生まれない。
〇商品を買うかどうかの決定権は、お客が100%持っている。
〇会社でされる仕事の中で「もっとも価値が高い仕事」はお客活動になる。
〇多数の競争相手がいる中で商品を買ってもらうようにするには、競争相手以上にお客から好かれて気に入られるようにすることが欠かせない。
これらは冷静に考えればしごく当然のことですが、会社の中には「お客」がいないので、お客活動よりも事務処理などの目先の仕事だったり、社内の人間関係だったりに意識が向きがちです。
しかし、これらの仕事は1円の粗利益も生みません。粗利益を出していくには、お客活動こそ最優先にすべきなのです。会社での「総労働時間」のうち、5%でも6%でも、あるいは20分でも25分でも多くの時間をお客活動に向けるようにする。
(ランチェスター経営株式会社 代表 竹田陽一氏)