創業計画書、経営計画書、行動計画書について
『作る事が目的』になっていませんか?
融資を受けるとき、金融機関から計画書の提出を求められることがあります。融資を受ける条件として、または金融支援を受け続けるため、仕方がなく作成した経営者様もいらっしゃるかもしれません。
ただ、計画書は『作る事が目的』ではなく、『事業に活かす目的』で作らなければ意味がありません。
〇何を目的に事業をしているのか?(社会性、公共性、貢献性など)
〇誰のために働いているのか?(ターゲット層)
〇お客様が求めるものに対して適切に商品・サービスを提供できているのか?(お客様は何を求めているのか?お客様は何故来店してくれるのか?お客様の購入決定の理由は?)
〇仕事を通じて、どうなりたいか?(経営者、社員はどういった仕事をして満足しているのか?)
上記はピーター・ドラッガーの教えを参考に記載したのですが、経営の根幹(軸)を考えて計画書を作り上げないと、活かせる計画書にはならないと思います。
また、「利益を○○円出すためには、○○円の売上が必要なので、○○する」みたいな数字を中心とした計画書は、絵に描いた餅の計画書になってしまうケースが多いため、あまりお薦めできません。